やるべきことは以下の２つです。
１ 市場シェアを高めること。
ただ単純に高めるというよりは、ナンバーワンになるということです。やはり市場を独占できているようなナンバーワンの会社は儲けやすく、そのため研究開発などにも注力することができるので、さらに競争力も増して市場開拓できるからです。しかし、ほとんどの会社はナンバーワンをとるのは困難です。そのため、単純に市場シェアをとりにいくというよりは、差別化したりして、市場を分割し小さな市場を作り出してナンバーワンをとっていくという戦略性が必要になります。ほとんどの経営者は競合をみるとき、単純にマネをしようとしているだけ、もしくは同じ市場で勝負しています。これでは上手くいっても競合と同じぐらい儲けるだけで、ほとんどのケースで全然儲かりません。何故なら競争をしてしまうと儲からなくなるからです。そうではなく、競争のない独自の市場を作りだしてそこで儲けるようにしましょう。
２ 次の商品を成功させること。
よくある間違いとして、同じ商品を売り続けることがあります。売れているのであれば、売り続けることは間違いではありません。しかしいつまでもそれを主力商品として、次の商品を開発なり用意しないのは間違いです。商品はリリースした時からどんどん儲からなくなっていくからです。特に多いのがリピート性の高い商品を扱っていると売れるには売れるので売上には困らないが、だんだん利益を出すのが厳しくなってきます。最初の商品で作った顧客リストを活かして、次の商品を売っていくことで新しい儲けを生み出せるようにしていきましょう。
要は競争に巻き込まれないように行動することです。自社が儲けられる独自の市場をつくりだして、差別化に取り組むことです。「言うは易く行うは難し」ですが、儲けている企業は共通して差別化に取り組んでいます。