先週は、大前研一氏の「人間が変わる方法は3つだけ!」を掲載しました。さて唐突ですが、過去は変えられませんよね?この件は異論ないと思います。天気も変えられないですよね? この件も異論ないと思います。
しかし他人については、変えられると思っている人が多いように思います。例で言うと会社経営で言えば、従業員やスタッフです。スタッフにイライラしたり、スタッフの意識を変えたいと思っている経営者はたくさんいます。そしてスタッフの意識を変えようとして苦労した経営者もたくさんいます。しかしその努力は無駄だということです。
なぜなら、変えるべきなのは、相手や他人ではなく、経営者自身だからです。経営者が変われば、スタッフが変わります。スタッフのことを駄目だと思っていたり、使えないと思っているのは、経営者がダメだからです。
「原因と結果の法則」の著者ジェームズ・アレンによれば、人格や環境、成功といった外側にあらわれる「結果」は、すべて内側にある「原因」によってつくられているというのが「原因と結果の法則」であり、この法則は「つねに絶対であり、ゆらぐことがない」と著者は説きます。相手は自分の鏡です。その鏡にいくら怒っても意味がありません。これは会社の中だけに限った話ではありません。家族や家庭においても同じことが言えると思います。相手を変えたければ、まず自分が変わらなけらばならないということです。
自分を変えることは難しいです。人や物の見方や考え方は、なかなか変えることができません。「全ての物事の原因は全て自分にある」このように考えることが出来るようになったら一人前であると成功者やメンターから教わりました。自戒の念も込めて、私自身も精進していきたいと思います。