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申告期限まで残り5日 期限後申告のデメリットは?

2023.3.10

 所得税確定申告の期限まで残り5日となりました。

 昨年度までは新型コロナウイルス感染症に関する対応として確定申告書の右上に「期限延長申請」と記載すれば簡易に期限延長出来ました。本年度は所轄税務署長に「災害による申告、納付等の期限延長申請書」を申請し、承認を受ければ期限延長となります。

 よってコロナの影響のない納税者は通常通り3月15日が申告期限となりますので注意してください。

 では所得税の期限後申告をすると、どんなデメリットがあるのか?

  • 無申告加算税(納付すべき税額に対して50万円までは15%、50万円超の部分は20%)が課税される。
  • 延滞税(納期県の翌日から2ヶ月まで4%、2ヶ月超から8.7%)が課税される
  • 65万円の青色申告特別控除が10万円控除となり、所得税額が増額する
  • 2年連続で期限後申告をすると、青色申告の承認取消となる
  • 金融機関に融資を受ける際に、評価が下がり融資がうけづらくなる

上記のようにデメリットがかなり多いです。税理士関与で、税理士に非がある場合は損害賠償の対象にもなるので、我々税理士も期限内申告は絶対条件となります。