「与える人が、与えられる」最近、つくづくこの言葉の意味の深さを痛感させられます。
これは旧約聖書でも「与えよ。さらば与えられん」と言われているような有名な言葉で「自分が先に与えなさい。そうすれば与えられる」という意味だそうです。 ビジネスで考えると、契約が欲しければ、お客さんに購入してもらうためにいかにお客様に貢献をするかを考えます。成功している人は必ず先に自分から与えることをします。与えているから、与えられているんです。人は何か恩を感じてしまうようなことをされた時、その見返りとしてその相手の要求を受けてしまうという習性があります。 これは心理学の世界で「返報性のルール」と呼ばれる有名な法則です。
相手のためを思って何かをすれば、それは必ず何かの形になって返ってきます。 返ってくれば、それに恩や喜びを感じ、また自分から与えることをして、それがまた返ってきます。こうしてWIN-WINの関係ができあがります。 逆に与えることをしないと、搾取するだけになってしまうので、長期的な関係性を作ることはできません。
ビジネスの鉄則である、1人のお客さんと長期的な関係性を築くことができません。 前回のブログでも記載しましたが、最近のマーケティングではLTV(Life Time Value)顧客生涯価値を追求します。
私が所属しているロータリークラブでも、職業奉仕の根幹をなす標語としてOne profits most who serves best 「最もよく奉仕する者，最も多く報いられる」があります。これを忠実に実行すれば、自ずと成功していくと思います。